11月部内戦 構築済みデッキ対戦

こんにちは。pokerikadai3年のミズヘビです。普段はGOを中心に、カードや原作などをたしなめています。この度、2022年11月6日に開催された「構築済みデッキ対戦」の部内戦にて優勝したためブログを書く義務を与えられたため、書きます。
1月部内戦のブログが先に出た? 初めてのブログでログインのパスワードが分からなかったんだよ、許せ・・・

ルール

ポケモンカードのDレギュレーション以降のカードのみが入っている構築済みデッキ(スターターセットVを除く)をそのまま用いて各自1つ用いて戦う

公式ホームページより。これらのデッキが使用可能

これだけですね。対戦はポケモンカードのスタンダードレギュレーションの対戦ルールに従います。

採用デッキと理由

 ハイクラスデッキ ゲンガーVMAX

採用理由:いちげきエネルギーを用いて火力調整しやすいと思ったから。決して家にあったからとかではないですはい。

対戦結果

一回戦 ロキさん
使用デッキ  ハイクラスデッキ ゲンガーVMAX

ミラー戦。お互いイベルタルスタート。先行をとると相手が後手で展開できず。先行2ターン目でヘルガーの特性「いちげきのほうこう」でいちげきエネルギーをつけたイベルタルのワザ「いちげきのつばさ」で相手のイベルタルを倒し種切れで勝利。先行2ターン目で非エクのたねポケモンが130ダメージ出せるということでこのデッキのポテンシャルの高さが垣間見える試合だった。

二回戦 ぬぬぬさん
使用デッキ  VSTAR&VMAX ハイクラスデッキ デオキシス
先発ゲンガーV vs ヒトデマン。後攻。2ターン目にヒトデマンから進化したスターミーをいちげきエネルギーをつけたゲンガーVのワザ「くろいまどろみ」で、3ターン目にデオキシスVを「ペインバースト」でそれぞれ倒して種切れで勝利。デオキシスのデッキは決して弱いデッキではないのだがデッキに入っている超タイプのポケモンが全員悪弱点ということもありまた短い試合になってしまった。

決勝 りざぁどんさん
使用デッキ  スペシャルデッキセット リザードンVSTAR vs レックウザVMAX よりリザードンVSTARデッキ
先発クロバットV vs ガーディ。先行2ターン目にクロバットVのワザ「どくのキバ」を使い、毒ダメージでHP80のガーディを突破する。さらにこのターンに使ったサポート「マリィ」が刺さり、相手は止まってしまう。こちらはヘルガーまで立ち、途中からアタッカーをイベルタルに変えつつゲンガーVMAXの育成に走る。相手がベンチにリザードンVを出した次のターンでサポート「ボスの司令」を使い呼び出してゲンガーVMAXのワザ「キョダイマルノミ」で倒したことが勝利への決定打となった。

考察

なぜ私は勝てたのか?

 勝因として以下のことが考えられそうです。
・ドロー性能の高さ
 手札を入れ替えるサポートが博士の研究4枚、マリィ4枚、シバ2枚と計10枚もある。さらにおなじみのクロバットVが1枚、サポートをサーチできるポケギア3.0が4枚、スタジアムもドローソースになるあくの塔が2枚とデッキを回しやすい作りになっている。
・比較的豊富な妨害札
 マリィが4枚もあることで、相手の行動を止めやすくなっている。また、ボスの司令も2枚あり、ベンチに逃げたポケモンや準備中のポケモンも狩りやすくなっている。
・使い分けできるアタッカー
 あまりHPが高くないポケモンに対してはイベルタル、HPが高い相手に対してはゲンガーVMAXと使い分けることで効率よく倒せる。デッキにイベルタルは3枚、ゲンガーVMAXラインは2枚ずつ入っているので多少のサイド落ちならケアできるのもありがたい。
・エネ加速兼火力補強のヘルガー&いちげきエネルギー
 構築済みデッキではエネルギー問題は深刻だ。基本的に1ターンに1枚しかつけられない関係上、準備に手間取りやすい。しかしこのデッキならヘルガーを準備することで1ターンに2枚エネルギーをつけるムーブができる。さらにいちげきエネルギーはつけたいちげきポケモンの火力を20増やす。これで相手のHPに合わせて細かく火力調整がしやすく、効率的に相手を倒せる。

どんなデッキが強いのか?

 今回のレギュレーションで考えた場合、上記の理由からゲンガーVMAXのデッキは強いです。しかし、他にも強いデッキがあるので紹介します。
・ハイクラスデッキ インテレオンVMAX

ゲンガーのデッキと同時に発売されたデッキ。構築済みデッキはベンチ狙撃から身を守る手段がないため、ラプラスやインテレオンVMAXでじわじわ削ると強そう。オクタンやクロバットVもあり、デッキも回しやすい。今回の部内戦での採用者はいなかった。
スペシャルデッキセット ザシアン・ザマゼンタ vs ムゲンダイナ よりザシアン・ザマゼンタデッキ

このルールにおいてザシアンVは強い。デッキに2枚だけだがメタルソーサーもあり、奇襲も狙える。クイックボール・しんかのおこう・ボスの司令などのカードもしっかり入っているのも高評価。非エクのポケモンが少し心もとないか。今回の部内戦での採用者はいなかった。
・VSTAR&VMAX ハイクラスデッキ ゼラオラ

構築済みデッキではVのカードが多くても5枚(ゲンガーVMAXは5枚)だが、このデッキ(と対のデオキシスデッキ)は驚異の9枚採用!それだけでなくモココでのエネ加速、葉隠れポンチョでのボスの司令ケアもできる。全体的に事故負けの可能性が低いデッキとなっている。今回の部内戦では1名採用者がいた。

ゲンガーVMAXデッキが苦手なデッキ

 今回優勝したゲンガーVMAXデッキですが、苦手なデッキはあるのでしょうか。リストを見て、模擬戦を回してこのデッキが相手だと辛いなというデッキを以下に挙げてみました。

・スタートデッキ100 63番
 
 メタデッキ。特殊エネルギーを使うデッキのため、ジュラルドンVMAXが立つと厳しい。さらに、フライゴンがゲンガーVMAXに対して弱点込み1エネ300ダメージ出せるため、大きく不利となる。スタートデッキ100に共通してあるエネルギー問題やほしいカードのサーチ問題も4枚のキバナでカバーしており、ジュラルドンラインのサイド落ちがないと厳しい戦いになると思われる。
 スタートデッキ100には他にも79番(ガラルサンダーV)や98番(グレイシアVMAX)など苦手と予想されるデッキはいくつかあるが、詳細は割愛する。

・スターターセット VSTAR ルカリオ

 今回のレギュレーションの中で一番強い闘タイプのデッキ。クロバットV、クイックボール、こだわりベルト、ボスの司令といった強力なカードが複数封入されており、不利なことは間違いない。しかしルカリオVSTARはいちげきエネルギーが1枚以上ついたゲンガーVMAXで一撃で倒せる。またデッキを通してイベルタルを一撃で倒せるのはバサギリとルカリオVSTAR(VSTARパワーなので1回きり)のみであるため、デッキが回ると善戦できる。

まとめ

 はじめこの部内戦の開催が決まった時は正直事故が多発してつまらないのではないかと思いました。しかし、考察すると面白いルールでスタートデッキ100のおかげもあり奥深かいと感じました。私自身も今後も部内戦に参加して可能であれば勝ちたいです。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。最後に、一言。
 Pokemon GO プレーヤー、増えてくれ・・・!