【JCSスペシャルカップ 3位】 三鳥レシリザメノコ

どうも、ぽっぽと申します。初めましてかは分かりませんが、少なくとも公式ブログへの投稿は初となります。


つい先日行われましたpjcsのサイドイベントであるスペシャルカップ(カード部門)にて3位入賞という良い感じの結果を残すことができました。

 

この時に使用したレシピや各カードの採用理由などについて話していきたいと思います。

 


1.デッキレシピ

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https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/N96n69-JhNE5p-LggLgP/

デッキ名は「三鳥レシリザメノコ」です。

 


2.デッキ選択

ラクルツイン発売から1週間しか経っておらず、環境は固まっていないと予想。よって、メタに寄ったデッキでは勝ちにくいと思いパワーを押し付けられる三鳥レシリザを選択しました。

JCS1日目の結果として、相性不利であるピカゼクの減少や相性有利なゾロアークの増加はこのデッキを握る後押しとなりました。

 

 

 

3.各カードの採用枚数と理由

1種類ずつ書いていますが、気になるところだけ見るのが良いと思います。

あと、ファイヤー&サンダー&フリーザーGXは以下全て「三鳥」と呼びます。ご了承ください。

・三鳥 2

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メインアタッカーその1。110点のばらまきが刺さる相手や210打点の連打が刺さる相手、レシリザで不利を取る相手には積極的に出していく。GX技を使うときは次ターン以降に動けるかどうかもちゃんと考量する。

1試合にレシリザと合わせて3体立てるポケモンではないが、ピン積みだとサイド落ちが怖いので2体。

・レシラム&リザードンGX 2

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メインアタッカーその2。雑に強いが丁寧に使うともっと強い。タイプ相性で有利な相手や260点でワンパンできるTAG相手には積極的に出していく。

三鳥と同じ理由で2枚。

デデンネGX 2

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このデッキのメインエンジンと言っても良いかもしれない。やぶれかぶれやリセットスタンプが蔓延する環境においてサポート権を消費せずにリカバリーできるこのポケモンは重宝した。

採用枚数は1枚からスタート。しかし、調整を重ねるうちに「初動で溶接工やカキ、デンジを引き込む」、「詰めでグズマを引き込む」といったように1試合に2回ほど使いたい場面があると感じた。よって最終的には2枚採用。

・テテフGX 1

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1枚あるとやっぱり便利なカード。炎エネルギーの加速にはサポートが必須なので、入れない理由が見当たらなかった。溶接工やせんじんのまいがポケモンのタイプを問わずエネ加速を行えることにより、サブアタッカーとしても役割を遂行できることがある。

ジラーチ 2

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無人発電所で止まらないデッキエンジン。無理に立てなくても良いが居た方が強い。

最初に立ってくれたら良いなあ、くらいの気持ちで2枚。

・カプ・コケコ◇ 1

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要求エネの難しいこのデッキを成り立たせている1枚。溶接工+手張り+せんじんのまいで三鳥もレシリザも1ターンで起動させることができる。サイド落ちで真っ先に確認するべきカードである。

ユキワラシユキメノコ 1-1

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この構築のサブアタッカー。レシリザをワンパンする役割はもちろんのこと、鉢巻を持つことでテテフGXやデデンネGXを一撃で倒す火力が出るのが非常に強力だった。

2-2ラインや2-1ラインでの採用も考えたが枠が足りなかった。レシリザ環境が続くなら無理にでも枚数を増やすべきだと思う。

マーシャドー 1

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先1で使っておけばイージーウィンが狙えるのはもちろんのこと、手札リフレッシュの手段としても優秀。デデンネGXを多投することにより自分が逆に事故ってしまう可能性をある程度抑えている。

優秀ではあるがアタッカーにはなり得ないので1枚採用。

・プレシャスボール 2

ノーコストでGXを持ってこれるのは非常に偉いが、非GXが必要になる場面も多いため他のボールとの兼ね合いを考えて2枚。

・ハイパーボール 3

雷エネをトラッシュすることでコケコ◇に繋げることができるほか、マーシャドーユキメノコをサーチする札として必須。

一番汎用性の高いボールではあるので3枚採用。

・ネストボール 2

メインアタッカーの2枚はもちろんのこと、コケコ◇やジラーチをノーコストで場に出せる。

こちらも他のボールとの兼ね合いで2枚。

エスケープボード 2

ジラーチを採用しているので入れ得。両TAG以外のポケモンは皆逃げエネ1なのでジラーチが場にいなくても活きやすい。

デンジでサーチできるので枚数は2枚にとどめた。

・あなぬけのひも 1

ポケモン入れ替え 2

ジラーチ入りなので活きる場面が多いほか、エネルギーの準備ができていないままTAGが前に出てしまったときにも必要になる。

毎試合使いたいので計3枚。

・レインボーブラシ 1

エネが噛み合わない時に1枚あると役立つ。対象なしを宣言することで山札の枚数が増えることは覚えておくと良いかもしれない。

汎用性が高いわけではないしデンジでサーチできるので1枚。

・こだわりはちまき 2

トリニティバーンの威力が240に伸びたりフレアストライクの威力が260に伸びることでワンパンできる範囲がそこそこ広がる。また、うらみのといきでテテフGXやデデンネGXがワンパンできるようになる。

サイド落ちケアして2枚採用。

・エネルギー回収 2

デデンネで手札のエネをどんどん切っていくので、回収手段として採用。

炎の結晶と選択だが、炎エネルギーが3枚戻ってくるよりも水や雷エネルギーを回収できるほうが強い場面が多かった。

序盤に回収手段を全部切ってしまって後半にエネがなくなる、みたいなのを出来るだけ避けるために2枚採用。回収1結晶1みたいな配分でも良いかもしれない。

・リセットスタンプ 2

TAGポケモンが倒された返しとして優秀なので採用。雑に強いカードだが、このデッキにはアロベトや無人発電所が無いためリカバリーされることも多かった。

1試合に1枚は使いたいので2枚採用。環境次第では1枚減らしても良いかもしれない。

・エネルギースピナー 2

手軽なエネルギーサーチ札として採用。後攻1ターン目から三鳥を起動できるときは大抵スピナーを絡めている。

これ以上増やすならエネルギーの現物を増やしたほうが良いと感じたため2枚。

・溶接工 4

エネルギー加速とドロソを兼ねるこのデッキの核。普通の炎デッキと比べて炎エネルギーが少ないので扱いが少し難しかった。

これを使えないとゲームが始まらないため4枚採用。

グズマ 3

採用理由は強いから。

序盤には邪魔になることもあるが、使いたい時に手札にあって欲しいので3枚採用。

・デンジ 2

いつでも60〜70点の動きができるカード。このデッキは微妙な採用枚数のグッズが多く、サポ権を使用してでもそれらを持ってきたい場面もいくつかあった。

サイドに全落ちはして欲しくないので2枚。

・カキ 1

初ターンにレシリザに使えれば非常に強いほか、三鳥に使ってもそこそこ強い。

炎主体とはいえ三鳥メインなので枚数は1枚に抑えた。

トキワの森 1

相手のスタジアムを割りつつエネルギーを持ってこれるカードとして採用。スピナーと同じく、好きな種類のエネルギーを持ってこれるのはこのデッキにおいて非常に優秀だった。

枠がないのとスピナーの方が合っていると感じたので1枚採用。環境次第でスタジアム数を増やしたくなったら枚数を増やして再調整すると思う。

・ヒートファクトリー◇ 1

炎主体のデッキなので迷いなく採用。ドロサポが無いこのデッキにおいて無理矢理ドローを進められるのは強かった。炎エネの枚数管理だけは非常に大事。

・炎エネルギー 8

・水エネルギー 3

・雷エネルギー 3

個人的にストレスが少なく回せるようなエネルギーの上限枚数が14〜15だったので、その中で3種類の配分を考えた。

水と雷は2枚か3枚かの選択だったが、水はユキメノコの為に必要であり雷はコケコ◇を活かすために減らしたくなかった。その上で出来るだけ多くの炎エネルギーを採用。

 


4.各マッチアップへのゲームプラン

ゾロアークGX

三鳥をメインに戦っていく。210打点でゾロアークを倒しつつ、一発耐えた次ターンにスカイレジェンドで進化前を倒しながら山に帰るのが理想。

・レシラム&リザードンGX

TAGを育てつつユキワラシを立てることで相手へのハードルを上げる。ユキメノコさえ通せれば基本的に勝てる。

ピカチュウ&ゼクロムGX

出来るだけレシリザで殴りきる。鉢巻トリニティバーンでもワンパンできるので、三鳥を出してはいけないというわけではない。

カラマネロ系統

三鳥メインで戦う。スカイレジェンドでカラマネロを一気に倒すことが出来るが、3エネトラッシュ+鉢巻フォトンゲイザーまでは耐えるのであまり焦らなくて良い。

ただし、ガブギラ型はエネを貯めたTAGが飛ばされてしまうので注意が必要。

サーナイト&ニンフィアGX

向こうからワンパンされることはないので、どちらかのTAGで単純に攻めていく。ワンパンが狙えるならレシリザ、狙えないなら自分で山に戻ることで回復できる三鳥をメインにしてゲームを進める。

 


5.当日のマッチアップ

予選

1戦目プテラアバゴーラ先行◯

2戦目レシリザ先行◯

3戦目エンニュートhand 先行◯

4戦目レシリザ先行◯

5戦目レシリザ後攻◯

6戦目炎軸ミュウミュウ後攻×

5-1 4位で予選抜け

本戦

1戦目炎軸ミュウミュウ(再戦)先行×

終結果:同率3位

 
前日のjcsの結果からレシリザとゾロアークが多いと予想していましたが、結果的にゾロアークとはマッチングせずレシリザに偏りました。

プテラアバゴーラエンニュートhandに対しては三鳥を通しきりレシリザに対してはユキメノコを活躍させることで理想的なゲームの進め方ができたと思います。

今回勝ちきれなかった原因は、ミュウミュウをメインに据えたデッキへの立ち回りが安定していなかったことにあると思います。まともに殴り合っていては勝てないので、出来るだけ早く6エネダブルブレイズをうてるような立ち回りを意識するべきでした。

 


6.おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。

三鳥デッキは現状マイナー寄りのデッキとなっていますが、このポケモンにしかない強みをちゃんと持っています。

この記事をきっかけに三鳥デッキに興味持ってくれたり実際に組んでみたりする人がいたらとても嬉しいです。