【第7回アトリエ杯1位 14-1 1664】 スカーフオーガレック改

ごきげんよう、先日無事サークルから追い出されたなかむらです。今回はみずこさん主催のウルトラシリーズ仲間大会「Atelier Online 7th」にて使用した構築を紹介させて頂きます。
f:id:pokerikadai:20190303174755p:plain
f:id:pokerikadai:20190303174822j:plain


【はじめに】
f:id:pokerikadai:20190305215823p:plain
自分が普段ウルトラシリーズの構築を組む時に使用している画像です。各要素とも左のポケモンほど性能が抜けていたり同時に他の要素も持ち合わせていると判断し評価が高め。仲間大会等での使用率と比べると、トップメタの魔改造グラカイレック全てに弱いゼルネアス、環境に苦手なポケモンが多く有利と言われている対ゲンシグラードンすらめざめるパワーこおりの存在を考慮すると怪しいボーマンダの2体は序列を低く設定しています。


【構築経緯】
伝説枠最強のメガレックウザと、一般枠最強のカプ・コケコを両採用するところからスタート。この時点で、メガレックウザを縛ってくるカプ・コケコ、ウルトラネクロズマメガボーマンダを意識してカプ・コケコの最速とフェアリーZがほぼ確定します。
<ほぼ確定>
f:id:pokerikadai:20180818145604p:plain
f:id:pokerikadai:20180818145645p:plain フェアリーZ 臆病CS

次に、基本選出にS操作を組み込むかを考えます。確定枠2枚の高速アタッカーに対しておいかぜを組み込むのは手数の無駄なので、採用するならトリックルームでスイッチ寄りの構築になりそうです。カプ・コケコ+トリックルーム要員スタート後発全体技枠+ハチマキメガレックウザみたいな選出がイメージ出来ますね。全体技枠をゲンシカイオーガゲンシグラードンのどちらにするにせよ、天候を奪い返しつつふゆうを渡すことが出来るドータクンクレセリアと組ませることになりそうです。ツンデツンデも魅力ではありますが、今回の場合あくまで基本選出はカプ・コケコでありトリックルームを補佐するポケモンを積極的に選出する気はないので安定性に欠けるツンデツンデの採用は見送りに。
<候補>
f:id:pokerikadai:20180818145604p:plain こだわりハチマキ
f:id:pokerikadai:20180818145645p:plain フェアリーZ 臆病CS
f:id:pokerikadai:20180818145553p:plain or f:id:pokerikadai:20180818150106p:plain
f:id:pokerikadai:20180818155150p:plain or f:id:pokerikadai:20190306143726p:plain

身も蓋もない話ですが、直感でこの並びに一切強さを感じなかったのでスイッチ案は没に。基本選出にS操作は入れないことが決まりました。その場合の残りの伝説枠は、確定枠のメガレックウザ、カプ・コケコと足並みが揃えられるスカーフカイオーガ、スカーフゼルネアス、パワフルハーブゼルネアス、ウルトラネクロズマから絞ることにしました(ゼルネアスを採用する場合はカプ・コケコはデンキZも視野)。火力が絶望的に足りていないウルトラネクロズマ、個人的にかなり評価しているものの特性順でスカーフがバレてはいけないため初手で出すことが出来ないスカーフゼルネアス(相手はジオコントロール択をケアしないといけない盤面でまもるを押すことが出来ないのでスカーフムーンフォースが確定で通る、これがスカーフゼルネアスの強さなので技を打つ前にジオコントロール択を切らせられない)を候補から外し、スカーフカイオーガとパワフルハーブゼルネアスとの選択に。前者の場合メガレックウザ、カプ・コケコの持ち物はそれぞれきあいのタスキ、フェアリーZで後者ならこだわりハチマキ、デンキZです。割とどちらでもよかったのですが今回は初動から殴りに行けるスカーフカイオーガを選択しました。性格は無天候ダブルダメしおふきで耐久無振りカプ・コケコを確定で倒せるようになるひかえめ一択です。ジュカインマルマインは気合でどうにかしましょう。
<確定>
f:id:pokerikadai:20180818145604p:plain きあいのタスキ
f:id:pokerikadai:20180818145645p:plain フェアリーZ 臆病CS
f:id:pokerikadai:20180818154403p:plain こだわりスカーフ 控え目CS

構築の大枠は決まったので後は補完です。まずは思考停止気味にガオガエンを採用しました。相手のトリックルームが面倒なのでS実数値は最遅ネクロズマ-1の72以下、AはフレアドライブでH振りメガクチートを確定で倒せるくらいは欲しいですね。次に、明らかに重いゲンシグラードン入りに対し、トリックルームとおいかぜのどちらのパターンで来られても対応出来そうなスイクンを採用。CとSもゲンシグラードンを意識した配分に。最後に、ゲンシグラードンが入っていない構築にイージーウィンが狙えトリックルーム下のゲンシカイオーガをワンパン出来るクサZアマージョを採用しました。以下、個別解説。


【個別解説】
f:id:pokerikadai:20190303175313p:plain
A+2しんそくで耐久無振りカプ・コケコを確定で倒せるいじっぱりを採用しました。が、ゲンシグラードンへの打点がレックウザのエアロックに大きく依存している関係からこいつをメガシンカさせずに戦う時間が長くなった点、メガシンカしてもカミツルギを抜けない点が気になったのでようき推奨です。

f:id:pokerikadai:20190303175359p:plain
10まんボルトの理由は電気技が打ちたいタイミングは基本的に雨が降っていないことが多いからです。こんげんのはどうは打ちたい場面が存在しないので不採用。

f:id:pokerikadai:20190303175425p:plain
カイオーガのしおふきと合わせることでH振りゲンシカイオーガが倒せるようになるのでこちらの電気技はかみなりです。どう考えても10まんボルトでいいです。ミラーのZマジカルシャインを意識した配分にしてもいいですが、すぐ下にウルトラネクロズマがいて最速は切れないしCを削るのも本末転倒なので素直にCSでいいと思います。

f:id:pokerikadai:20190303175735p:plain
勇敢SVで実数値が最遅ネクロズマ-1になります。ネクロズマルナアーラミュウツー入りに出すことが多いのでDDラリアットを採用しました。選出率最下位。

f:id:pokerikadai:20190303175813p:plain
厳選がクソ面倒だった駒1。S個体値は8or9。ねっとうでH振りゲンシグラードンを確定で倒せるまでCを上げています。詳しくは弊サークルのあらの記事をご覧ください(2回目)。行動保障のあるスイクンの前でジオコントロールを積んでくるゼルネアス使いはいないのでほえるは不採用。
araarapokemon.hatenablog.com

f:id:pokerikadai:20190303174637p:plain
厳選がクソ面倒だった駒2。S個体値は14or15。初手からカイオーガと並べることは稀で、基本的にカイオーガ+カプ・コケコの裏に置いて適当なタイミングで投げることが多かったです。無補正メガレックウザの珠ガリョウテンセイ耐えゲンシカイオーガパワーウィップで確定で落とせる所までAを上げた方がいいです(1敗)。


【選出】
グラードン、ゼルネアス、カプ・テテフがいない場合
先発 カイオーガ+カプ・コケコ(アマージョ)
後発 レックウザ+アマージョ(ガオガエン、カプ・コケコ)

それ以外は適当です。


【きついの】
ゲンシグラードン
カミツルギ
ゲンシカイオーガを下げられる(当然ですが通常雨も没収されます)


【おわりに】
先日のムーンのINCは最終1800でした😇。ウルトラでもよろしくお願いします。