ランクルスの墓場~種族値288以上禁止シングルpart2~

皆さんこんにちは。久々のクソ記事に閲覧数がすごく伸びてうれしくなったのでpart2を急いで作っているランクルスです。
今回のルール提案者のptrstさんが今回のルールの記事をさっそく上げていましたが、今回のルールの名前の正式名称は「メタモン未満シングル」らしいです。記事の名前を変えてしまうのもあれなのでこのままいきます。ゆるしてね。

今回の記事では、前回紹介したこのルールの欠陥であるヨワシに対して勝てるポテンシャルを秘めたポケモンについてを紹介していきたいと思います。

アサナン 30-40-55-40-55-60(280)

種族値縛りをやったことがあるプレイヤーなら真っ先に考えるであろうことが、自強化特性によって種族値を下げられているポケモンの利用だと思います。その中でもアサナンはやはり強く、ヨガパワー込みならAが特化で実数値202と恐ろしい数値を持ちそこから繰り出す威力130のとびひざげりの威力はすさまじく、持ち物なしで計算をしてもH252ヨワシ(今後は特に何もなければすべてむれたすがたとして計算します。)に65.7%~77.6%、Zや鉢巻を考慮すると、ねこだまし込みでヨワシを処理するのに十分な火力を持っているポケモンです。また、S種族値60はかなり早い方なのでこらえるを利用したこらカムきしかいせい型のアサナンはうまくハマれば全抜きを狙えるほどの強さがあります。

サンプル1

意地っ張り ヨガパワー H4A252S252 @カクトウZ

ねこだまし
とびひざげり
ほのおのパンチ
かみなりパンチ

ねこだましとびひざげりZでH252ヨワシが確定1。(とびひざげりZのみだと81.2%の乱数1)
三色パンチは選択技だが、ヌケニンに刺さるほのパン、マリルに刺さるかみパンを採用

サンプル2

意地っ張り ヨガパワー H4A252S252 @カムラのみ

こらえる
きしかいせい
とびひざげり
かみなりパンチ

威力200きしかいせいでH252ヨワシが確定1。とびひざげりの火力は信用可能なので採用。残り1枠にマリル対策のかみなりパンチを採用。

サンプル3

意地っ張り ヨガパワー H4A252S252 @こだわりハチマキ 

とびひざげり
ほのおのパンチ
かみなりパンチ
しねんのずつき

鉢巻を持ってみた。多分弱い。

マリル 70-20-50-20-50-40(250)

君も種族値詐欺。Aは特化して実数値で158とアサナンに比べたら控えめと言わざるを得ないが、シングルレートでマリルリを使っている皆さんならご存知の通り、こいつにははらだいこがあります。たいこを叩けばアッというまにA実数値は4倍の632。これを受かるポケモンは存在しません。S種族値40という値も最速ヨワシ*1より準速で2速く、上からじゃれつくで落とすことができます。欠点は起点作りですが、シングルうま男の皆さんなら何とかしてください。

サンプル1

意地っ張り ちからもち H4A252S252 @オボンのみ

はらだいこ
アクアジェット
じゃれつく
はたきおとす

ふつうにマリルリの育成論を参考にした。育成論でははたきおとすはばかぢからが優勢だったが、ヌケニンを考慮してはたきおとすを採用。

サンプル2 

わんぱく ちからもち H4A136B124S244 @オボンのみ 

はらだいこ
アクアジェット
じゃれつく
はたきおとす

すこし努力値を考えてみた。技はそのまま、Sをほんの少し下げ最速ヨワシ抜きにし、Bに性格と努力値を回してAに補正がなく、火力アップアイテムのないヨワシの捨て身タックルを受けたのちにオボンで回復をしはらだいこをうつことが可能。良さそう。

ホルビー 38-36-38-32-36-57(237)

種族値詐欺の三体目。A実数値は特化で192とマリルアサナンのちょうど間、すばやさも間。耐久は三体の中で一番低い。ただし特別なセットアップなしでヨワシに入れられるダメージ量最大を誇るワイルドボルトZでヨワシをワンパンすることが可能。

サンプル1

ようき ちからもち H4A252S252 @デンキZ

でんこうせっか
おんがえし
ワイルドボルト
みだれひっかきorうちおとす

アサナンはいじっぱりが多い気がするのでようきを採用し、アサナンの上を取りおんがえしでみんな殺す。ワイルドボルトZはH252ヨワシを確定1、マリルワイルドボルトで確定1。でんこうせっかの火力も偉い。モンメン等のみがわり持ちをケアしてみだれひっかきを採用して見たが、ヌケニンを考えるならうちおとすか。

モンメン 40-27-60-37-50-66(280)

いたずらごころ持ち。実質エルフーン。みがまもやどりぎのプロ。起点さえもらえれば全抜きが可能というのはふつうのエルフーンと同じ。しかし、このルールにおいてはS66はかなり速い方なので、すりぬけを採用してみがわりの上から…みたいな手段もあるかもしれない。注意点は、ぼうふうはエルフーンのレベル技という点と、ヨワシのぎょぐんはなやみのタネで変更不能という点か。やはりヨワシはルールの欠陥。

サンプル1

おだやか いたずらごころ H252D252S4 @たべのこし

やどりぎのタネ
みがわり
まもる
アンコール

これもエルフーンの育成論を参考にした。HDに特化すると、やどりぎを押したのち火力アップアイテムのなく性格補正のないH252ヨワシの冷凍ビームを耐えたのちやどりぎの回復たべのこし回復を合わせて次のターンにギリギリ身代わりが貼れる(93.8%)。すてみタックルの場合は補正がなければ余裕、あっても守れば身代わりラインになる。

サンプル2
おくびょう すりぬけ H236B20S252 @たべのこし

やどりぎのタネ
みがわり
まもる
アンコール

完全にわるふざけ。使わない方がいいと思う。ヨワシがみがわり、ねむるなどを所持している超耐久ヨワシやどりぎのタネを刺せる…けどアンコで良さそう…良さそうじゃない?

ソーナノ 95-23-48-23-48-23(260)

このルールにおける唯一のかげふみ。スカーフヨワシ種族値詐欺組をキャッチ可能。名前が面白いので構築名に組み込むことが容易で、ヨワソーナノ構築やソーメン構築が有名。

サンプル1

ずぶとい H4B252D252 @しんかのきせき

カウンター
ミラーコート
アンコール
みちづれ

なんと耐久実数値が202-165-150になる。ざっくりというとH252クレセリアくらいの耐久があり、硬そう。いじハチ特化ヨワシたきのぼりで4.6%の乱数2ととにかく硬い。種族値詐欺組、特にアサナンに対してはタイプ有利もあるため強く、キャッチできればかなり美味しい。ところで、ヨワシはとんぼがえりをわざマシンで覚えます。備えよう。

メリープ 55-40-40-65-45-35(280)

ひつじ。C65という高い種族値から電気技を打つことが可能。Sが低いため最速ヨワシをケアしてSに補正をかける必要があるが、それでも補正なしC252振り10万ボルトZでH252ヨワシを粉砕可能。種族値詐欺組のせいでBに厚く振られがちなこのルールにおいて特殊アタッカーは貴重なのでは。ちなみに最速メリープは準速マリルよりも速い。準速アサナンよりは遅い。

サンプル1

おくびょう せいでんき H4C252S252 @デンキZ

10まんボルト
エレキネット
パワージェム
どくどく

思った以上に技が少ない。困ったので受けだしを狩れるエレキネット、何かと便利などくどくを採用してみた。

カリキリ 40-55-35-50-35-35(250)

特殊アタッカー枠の二体目。あまのじゃくリーフストームを連打するので、実質ジャローダただし、技が本当に草打点しかない。さすがに草。どうでもよさそうなこととして、きりばらいを覚える。なんだこれ。強さを語ると、補正なし火力アップアイテムなし眼鏡リフストでH252ヨワシが81.2%の乱数1発。いい火力。あとモンメンを確実にハメ殺すことができそう。

サンプル1

おくびょう あまのじゃく H4C252S252 @こだわりメガネ

リーフストーム
しぜんのちから
ギガドレイン
なげつける

本当に技がない。眼鏡リフスト以外の技を打たなそう。念のために、しぜんのちからからはたぶんかなりいい確率でトライアタックが出ます。なげつけるを採用したのは対モンメンに死にだしから眼鏡を投げ捨ててから戦うためです。頭がおかしいと思った。めざパも考えましたがリフストで絶対いいと思いました。ヌケニン考えるならどくどくもあり?

サンプル2

おくびょう あまのじゃく H4C252S252 @こだわりメガネ

リーフストーム
しぜんのちから
ギガドレイン
アロマセラピーorめざパ(いわorほのお)orどくどくorきりばらい

いのちのたまにすることでギガドレインに手を伸ばしやすくなり安定性が向上。ただし火力を犠牲にしたのでCが上昇していないとリーフストームでH252ヨワシが確定2発。こだわっていないことによって技スぺが無駄に広がった。アロマセラピー採用で対モンメンに対してこれでほぼ確実に勝てる。(どくびしをケア)めざパ、どくどくはヌケニン対策、きりばらいはどくびし対策。
サンプル3

おくびょう あまのじゃく H4C252S252 @クサZ

リーフストーム
しぜんのちから
ギガドレイン
アロマセラピーorめざパ(いわorほのお)orどくどくorきりばらい

折衷案。1発目の火力はZを採用することで眼鏡と同等のものを出し、Z採用により小回りを確保した。アロマセラピー採用で対モンメンに対してこれでほぼ確実に勝てる。(どくびしをケア)めざパ、どくどくはヌケニン対策、きりばらいはどくびし対策。正直、Zを回してまで技スぺを確保する必要はなさそう。



こんな感じでルールの欠陥ことヨワシを何とかできそうなポケモンをひとまず取り揃えてみました。今回のルールはどうやらヨワシヨワシを何とかできるポケモン(ツヨシ)×5で戦うことになりそうですね。まだまだ書かなきゃならないポケモンはいるんですが、文字数が多くなりすぎたのでこのへんでこのpartを終了したいと思います。

*1:このルール以外では二度とお目にかからなそうな単語